ビールの種類は何種類?スタイルを知るとビールの世界がもっと楽しく、もっと広がる

普段飲んでいる黄金色のビールや、白ビール、黒ビールなどあるけど、ビールの種類って何種類あるのかわからない。そんな方も多いのではないでしょうか?

全国や世界各地で作られているクラフトビールにはどれくらい種類があるのか。代表的なビールはどういうビールか?などについて解説します。

ビールの種類のことを「スタイル」と呼ぶ

まず、ビールの種類のことを「スタイル」と呼びます。ビアスタイルと呼んだりもしますが、省略してスタイルと呼ぶことが多いです。

ビールの種類を表す「スタイル」ですが、よく耳にするピルスナーやペールエール、スタウトなどはすべてスタイルの名前なんですね。

ビールの種類はエールとラガーに大別される

スタイルは大別すると「エール」と「ラガー」に分かれます。

「エール」とは上面発酵で作られたビールのことで、「ラガー」とは下面発酵で作られたビールのことを表します。

上面発酵と下面発酵の違いは、その名の通りビール造りの際に上で発酵するか下で発酵するかの違いです。

エールラガー
発酵方法上面発酵で温度が高く、発酵期間は短い下面発酵で温度が低く、発酵期間は長い
歴史古くから作られている製法冷蔵技術が発展してきた中世以降
味の特徴モルトの香りが強い、芳醇な味わいすっきりとしたのどごしのある味わい
濃い色が多い淡い色が多い

上面発酵の特徴は、発酵温度が高く、その分発酵期間は短いです。元々のビールの作り方は上面発酵で、古くから使われた手法です。

上面発酵で作られたエールは、どちらかというとモルトの香りが強い、芳醇でリッチな味がすることが多いです。色は濃い色が多いです。

下面発酵の特徴は、発酵温度が低く、発酵期間が短いのが特徴です。

こちらは、冷蔵技術が発展してきた中世以降にできたビールの製造方法で、いわば当時の技術的なイノベーションのたまものでできたものです。

下面発酵で作られたラガーは、すっきりとしたのどごしが特徴的で、日本人が多く飲むピルスナーもラガーに分類されます。色は淡い色が多いです。

よくテレビのCMですっきりのどごし!などというビールの紹介がされていますが、あれはまさにラガーの特徴と言えますね。

スタイルはなんと100種類以上!

ここまででビールの種類として、ラガーとエールの二種類を覚えたかと思います。

しかし、なんと、ビールの種類は100種類以上あり、毎年その種類は増え続けています。

以下の図のようにエールとラガーから様々なスタイルのビールが派生していることがよくわかりますね。

引用:Infographic of the Day: Your Complete Guide to Beer

スタイルが増えている理由は、主にアメリカなどで新しいタイプのビールが作られていっているためで、日々それによって新しいビールのスタイルが増えていっています。

アメリカのBrewery Associationが毎年発表しているビアスタイルは、ラガー、エールに加えて、ラガーとエールを混合したようなハイブリッドという3つの大別のされ方もしていて、2020年現在はなんと154種類ものビールのスタイルが記録されています!

ペールエールという有名なスタイルも、アメリカンスタイル、ベルギースタイル、イギリススタイルなど色々ありますし、コーヒービールやチョコレートビールなどの変わりダネなども別の種類としてカウントされているので、今後もどんどん増えていくと考えられます。

代表的なスタイルとビールをご紹介

このように100種類以上のスタイルを覚えることはほぼ不可能と言えるかと思いますが、無数にあるスタイルの中から、代表的なスタイルと代表的なビールをご紹介します。

ピルスナー

一番搾り、スーパードライ、エビスなど日本人に馴染みのあるビールのビアスタイルです。

すっきりとした飲みごたえが特徴的で、お風呂の後のプハーとした一杯に最適です。

下面発酵と呼ばれる低温での発酵をするラガーの代表的な一種になります。

ビール名:伊勢ピルスナー ブルワリー:伊勢角屋麦酒

インディア・ペールエール

別名IPAとも呼ぶ、ホップの苦味が強いビール。インドにペールエールを運ぶ際に、腐らないよう防腐剤の効果もあるホップを、大量に投入したことがキッカケで作られたため強い苦味があります。

ビール名:インドの青鬼 ブルワリー:ヤッホーブルーイング

スタウト

世界記録の「ギネス」で有名なギネスビールの創業者が開発したビールです。

当時、麦芽に対して課せられていた税金から逃れるために、麦芽化せずに加熱・乾燥したローストバーレイを使い始めたのが始まりとなっています。

ローストバーレイの焦げたコーヒーのような匂いと味が特徴的です。

ビール名:ドライスタウト ブルワリー:ギネス

ビール名:黒潮の如く ブルワリー:京都醸造

ヴァイツェン

通常ビールは大麦から作られますが、小麦を50%以上使って作られているビールがヴァイツェンです。小麦に含まれるタンパク質によって泡持ちが良くなり、バナナに似たフルーティな香りがします。苦味は弱くほとんどないことも多いため、女性に比較的人気です。

ビール名:ヴァイツェン ブルワリー:箕面ビール

ビアスタイルがわかると、もっとビールを楽しめる

まとめると、ビールの種類は大別すると二種類でエールとラガーになります。また、ビールの種類のことを専門用語では「スタイル」と呼び、100種類以上のスタイルが世界にはあります。代表的なスタイルはピルスナー、インディア・ペールエール、スタウト、ヴァイツェンなどです。

世の中には本当にたくさんの種類のビールがあることがよくわかったかと思います。

やみくもに、クラフトビールをたくさん飲んでいくよりも、このビールはなんというスタイルで、どういう特徴の味がするかというのを理解しながら飲んでいくと、よりビールに対しての理解が進んでいきます

また、自分が好きなビアスタイルを把握することによって、突然おとずれたビアバーや新しく出会ったビールを見たときにでも、自分が好きなビールを選ぶことができるようになります。そして、ビアバーの店主やビール通の人とも、ビアスタイルという共通言語をもとに話すことができるようになります。

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